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愛知県議選 4月10日投票 「大震災救援・復興選挙」 いまこそ福祉・防災の愛知県政に

危険原発 無駄な開発が争点

 愛知県議選が1日告示(10日投票)されます。日本共産党から、いたくら正文(一宮市)、柳沢けさみ(春日井市)、かとう典子(名古屋市緑区)、だて勲(豊橋市)の4氏が立候補を予定。総力をあげています。

 同党愛知県委員会の岩中正巳委員長は「県議選は大震災の被害に県民が心を痛める中でおこなわれます。『救援・復興選挙』と位置づけ、安全・安心の県政への転換をめざし全力をあげます」と話しています。

一宮市 いたくら正文

 
 一宮市内にあった県立循環器呼吸器病センターの廃止に104人の県会議員全員が賛成しました。

 3万7000人が署名した「存続してほしい」という願いが県議会に届きませんでした。防災拠点として病院はどうしても必要です。県政を変えなければなりません。

 尾張西南部地域には、海抜ゼロメートル地帯が広がっています。県の地震防災計画はマグニチュード9・0以上、高さ10~15メートルの津波を想定したものに切り替えていくことが必要です。

 県民の声を議会に届け、県民の命とくらしを守るため県議会に送ってください。

春日井市 柳沢けさみ

 
 原発の事故は本当に心配です。二度と原発災害をおこさないために浜岡原発の運転をやめさせ、自然エネルーギーにすべきです。被災者支援に全力をあげながら原発政策の転換のためがんばります。

 「年金が減り、病院へ行くのもお金が心配です」など深刻な叫びがあがっています。

 国民健康保険税(料)が高くて払いたくても払えない滞納世帯が県内で23万世帯もあります。県が市町村へ出している国保補助金が毎年、減額されています。補助金を大幅増額し、国保税を引き下げます。

 今こそ福祉・暮らし・防災優先の県政に変えることが必要です。

名古屋市緑区 かとう典子

 
 「東海地震が発生したら大丈夫だろうか」「生活が苦しい」「仕事がない」など県民のみなさんの切実な声を県政に届けたいという思いで立候補しました。

 保育士33年、名古屋市議として8年、子育て支援に取り組んだ経験を県政に生かしたいと思います。

 名古屋市をはじめ保育所に入れない待機児童の解消のため、県が保育所増設の財政支援をすべきです。

 30人学級実現のため、教育費を増やし先生を増やすべきです。

 震災から住民の生命を守る公立病院の存続・充実に取り組みます。

 ぜひ私を押し上げて県会へ送り出してください。

豊橋市 だて勲

 
 東海・東南海地震が起きたら、豊橋市で大きな被害が発生する危険性があります。緊急に堤防を整備するよう求めていきます。

 豊橋から約50キロメートルのところにある中部電力浜岡原子力発電所は活断層の上に建設されています。浜岡原発は直ちに運転を停止させるべきです。

 大村秀章知事の「中京都」構想は、人、モノ、カネを名古屋に寄せて大企業中心の開発を進めていくための構想です。国民健康保険税(料)1人1万円引き下げや中小企業対策こそ必要です。

 豊橋、東三河の声を愛知県に届ける私を“即戦力”として県議会に送ってください。