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防災語り募金募る 美浜町

避難地図改善・護岸整備に全力

 
愛知県美浜町の美浜西支部は3月21日、被災者支援と一斉地方選勝利をめざし、山本たつみ町議の町政報告会と救援募金活動を行いました。
 報告会では、参加者全員で犠牲者に黙とうしました。
山本町議は、被災者救援活動に全力をあげる決意とともに、「美浜町に津波がきたら、どこに逃げたらいいのか」という住民の不安の声を紹介。地域ごとに避難場所を話し合うことや、高い場所を地図上で色分けしても分りやすくすること、4月から始まる緊急時一斉放送のさらなる拡充、老朽護岸の整備促進など、地域の防災に全力をあげる決意を述べました。
山本町議は、鈴木みよ子町議と力をあわせて、通院も含めた子どもの医療費の中学校までの無料化や、産廃の不法投棄を規制する土壌汚染関係条例などを実現してきました。
参加者から「産廃の問題追求などとてもいい」「区会を開いて、防災問題を話しあうことになった。区の防災マップをまとめて町のマップにいかしてほしい」などの声が出されました。
中野清孝元町議は、「地震の翌日、常滑市は漁師に操業停止の指示を出していたが、美浜町は、指示がなく、たくさんの船が仕事をしていた。私が、小学生のころ、干潮でも2?くらいの津波がきて、海岸沿いの家を持っていった。『ここら辺は、津波がこないから大丈夫』なんていうことはない」と発言しました。
報告会には山下せつ子南知多町議、本村伸子県常任委員も参加。
報告会後、JAグリーンセンター前で救援募金活動を行い、4万5409円の募金が寄せられました。
支部では、美浜町出身の福島畑中大子・福島県広野町町議が被災地で必死に救援活動していることの連帯し、「私たちも救援活動に全力でやっていこう」と語りあっています。(3月25日)