ニュース

暮らし応援 県・市政にー県知事・名古屋市長選勝利めざす集い 

 
「国政と県・市政の問題点、たたかいの方向がよく理解できました。会場もいっぱいでエネルギーをもらいました」―。1月13日に名古屋市で開かれた、どい敏彦愛知県知事予定候補と八田ひろ子名古屋市長予定候補の勝利をめざす集会は、参加者の熱気につつまれました。
 日本共産党の小池晃政策委員長のユーモアあふれる語りに会場がわき返り、「小池さんの話で、国保料がなぜ高いのかよくわかった」(中川区の男性、74歳)、「河村(たかし市長)か反河村かではなく、市民の願いを実現する市政、県政が大事ですね」(中区の男性、57歳)の感想がありました。
 両予定候補への応援で、「どいさんを推す医師・歯科医師の会」の室生昇代表は「どいさんは地域医療の経験で、庶民の生活、健康被害の根っこに生活悪化や環境破壊があることを知っている。彼の処方せんで県政の病魔を退治してほしい」と訴え。新日本婦人の会の佐々木ゆかりさんは、子ども医療費無料化の拡大、保育園増設、学校給食の無償化など、子育て支援充実の願いを語りました。
 裁判で夫の過労死を認めさせた内野博子さんは「八田さんの尽力で大臣に訴えた結果、トヨタはQC活動を業務とし、他の企業にも波及した。多くの労働者を救った八田さんは、市民の目線で行政を動かす市長に最適の人だ」と述べました。
 「革新県政の会」の榑松佐一代表は「知事選の最大のテーマは中小企業の仕事をつくり雇用を増やすことだ。大企業応援の候補には負けられない。庶民の暮らしを理解し正しい処方せんを示す、どいさんを押し上げよう」と訴えました。
 「革新市政の会」の見崎徳弘代表代行は、市長選立候補予定の石田芳弘氏と話し合い、石田氏が協議を打ち切ってきた経過を報告し、「トヨタなど大企業にモノ言い、庶民に寄りそう候補は八田さんだけだ。堂々と要求を掲げ、この方向にこそ未来があることを訴えつくそう」と呼びかけました。
 どい、八田両予定候補の訴えは参加者の感動を呼び、「2人の分かりやすい話と決意に励まされた」(男性、74歳)、「2人は、私たちの目線に近い人ですね」(瀬戸市の女性)の感想がありました。
 「意見の違う人を切り捨てる河村市長のやり方は民主主義ではない。民主主義とは意見の違いを徹底して論議することと伝えましょう」(南区の女性)、「今日の話を伝えて運動を広げていきたい」(女性、58歳)の声も寄せられました。(2011年1月15日)

どい氏のマニフェストへリンク⇒ bt_20110115130931.pdf

八田氏のマニフェストへリンク⇒ ?bt_20110115131135.pdf
                     ?bt_20110115131511.pdf
                     ?bt_20110115131543.pdf

憲法を生かし福祉を増進ーどい敏彦県知事予定候補

 
地域医療にたずさわり、公害で苦しむ患者や、お金がなくて医者にかかれない人と接して、こんな理不尽な社会を変えたいと、立候補を決意しました。
 今の不況の原因は、外需頼みで内需をおろそかにしてきたことです。私は知事として、三つの仕事をします。
 第1に、中小企業を応援し仕事と雇用をつくります。住宅リフォーム助成制度を創設し100億円程の予算を組みたい。仕事がない中小業者の固定費を補助し応援します。
 第2は医療、福祉、介護の充実です。健康保険料が払えなければ医者の窓口負担は10割です。国保料を1人1万円引き下げ、お金がなくて命を落とす人をなくしたい。医療費は中学卒業までと��歳以上は無料にし、保育や介護の施設をたくさんつくりたい。県独自に私立高校生を助成し、給付制奨学金を新設します。
 第3に、環境を守り自然と調和した産業を育成します。設楽ダム事業は中止します。TPP(環太平洋連携協定)に参加すれば、米作は9割減り、乳製品はゼロになります。絶対に反対します。
 私は昨年5月、NPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動に参加しました。私たちの行動が核兵器廃絶の流れを前進させました。米軍基地撤去を求める沖縄県民のたたかいは辺野古への移設を事実上不可能に追い込んでいます。政治は国民のたたかいで動きます。
 私は憲法と地方自治法の精神を生かし、愛知県が住民福祉増進の機関となるよう、全力をあげます。

働き暮らせる名古屋にー八田ひろ子名古屋市長予定候補

 
市民が安心して働き、暮らせる名古屋をよみがえらせたい。参院議員の経験を生かし、市民の声を市政に生かし、暮らし・景気をよくする「名古屋ビジョン」を実現します。
 特別養護老人ホームの待機者は5800人、高すぎる国保料が払えずに医療費窓口負担が10割の人が3600人もいます。保育園の待機児は1800人です。自民、民主、公明のオール与党が住民を守る施策を投げ捨てた結果です。
 成人式でアンケートをしたら、一番の願いは「雇用を増やしてほしい」でした。仕事と雇用を増やすのは市長の仕事です。ただちに住宅リフォーム助成をやりたい。秋田県では助成額の�c倍の経済効果を生んでいます。大企業の儲け優先、大企業減税では市民の暮らしは良くなりません。家計を温めれば雇用も増え、地域循環型の経済がつくれます。
 税金の無駄づかいをやめ、暮らしの防波堤としての市政をつくりたい。TPPへの参加には反対です。後期高齢者医療制度はすぐにやめろと、地方から声をあげていきます。
 私は国会で、過労死をなくし、残業代の不払いをなくさせ、政治を変えようとがんばり、みんなで声をあげれば変えられると体験してきました。今度はみんなの力で名古屋市政を変える番です。
 憲法と地方自治法が生かされる名古屋市政をつくります。首長と議会の二元代表制を守り、憲法9条、25条の宝を市政に生かします。どうか、手をつなぎ、心をつないで、日本と名古屋の政治を変えていきましょう。