ニュース

住宅リフォーム助成実施を要求ー共産党田口名古屋市議

 
日本共産党の田口かずと名古屋市議は11月26日、議会本会議で、深刻な不況に苦しむ中小企業・業者への支援策を提案し、河村たかし市長をただしました。
 田口議員は、苦境にたつ中小業者の生の声を紹介し、「市に欠けているのは困っている中小企業の支援だ」と指摘。「産業振興ビジョン」や「中小企業振興条例」の制定、仕事がなく家賃やリース料の支払いに困っている業者への固定費補助の実施を求めました。
 緊急経済対策として田口議員は、関連業種も多く全国各地で実績がある住宅リフォーム助成の実施を要求。10月から始めた蒲郡市の例を紹介し、「助成額978万円で、工事費は1億5000万円と15倍の経済効果だ」と訴えました。市長が「いい制度だとは思う」と答えたのに対し、田口議員は「経済復興のためのシンプルでインパクトある方法だ」と、強く検討を求めました。
 田口議員はまた、10月に名古屋市で開かれたCOP10(第10回生物多様性条約締約国会議)の開催中に、「平針の里山」で開発業者の伐採工事が始まり、住民の抗議が起きていることについて、工事の中止を求めました。(2010年12月1日)