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愛知県メーデー 働くルール確立 「普天間」撤去を

 

愛知県中央メーデーが5月1日、名古屋市北区の名城公園で開かれました。労働組合が所属の違いをこえて共同し、民主団体も参加する約250団体の実行委員会が主催しました。「サービス残業反対」「非正規社員の正社員化・均等待遇を実現せよ」などと書かれたプラカードや横断幕をもち、4500人が参加しました。
 榑松佐一実行委員長(愛労連議長)が主催者あいさつで「世界の労働者と団結し、新自由主義、大企業の利益第一主義とたたかおう。核兵器をなくし、普天間基地の撤去を求める沖縄県民とも連帯してたたかおう」と呼びかけました。
 反貧困ネットあいち準備会の内河惠一(よしかず)弁護士は「貧困や失業は自己責任ではなく、構造改革をすすめた国の責任だ」と訴え。「命どぅ宝の会」の新城正男さんは、沖縄県民にあらたな巨大基地建設を押しつける鳩山政権に怒りを表明しました。
 日本共産党の岩中正巳県委員長、かわえ明美参院比例予定候補、もとむら伸子参院選挙区予定候補も壇上からあいさつ。岩中氏は「参院選で、国民が主人公の政治へ前向きの変化をつくりあげよう」と訴えました。
 「すべての労働者に賃上げと安定した雇用確保を」などと呼びかけたメーデー宣言を採択したあと、参加者は2コースに分かれてデモ行進し、市民にアピールしました。
 このほか、地域メーデーが県内6会場で行われ、あわせて1500人が参加しました。(2010年5月2日)