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名古屋革新市政の会が交流

市民予算削減阻止へ

 
 
 名古屋革新市政の会は2月16日、熱田区で団体・地域代表者会議を開きました。19日から開会する市議会に向け、河村たかし市長がねらう市民予算削減と議員定数半減の阻止にむけた活動を交流しました。
 主催者あいさつした矢崎正一代表は、「公約違反の金持ち・大企業減税による借金財政のつけを、市民や職員に押しつけることは許されない。市民サービスを守り、議会制民主主義を守る運動を大きく広げよう」と述べました。
 報告と方針提案にたった大橋宗明事務局長は、市立城西病院の市営廃止・民営化や自動車図書館事業の廃止など市予算案の問題点に触れ、「河村市長は、『見直す』と公約した名古屋城本丸御殿復元などの大型開発を逆に推進し、財政を意図的に破たんさせ、一層の福祉削減をねらっている。議員定数半減は民主主義の根幹を崩すものだ」と批判。河村市政の危険な本質を市民に具体的に伝え、著名13氏が呼びかけた「市議会定数半減に反対するアピール」への賛同者を一万人に広げることを提起しました。
 参加者からは、「河村流の構造改革を阻止するために、大量宣伝をどんどんやるべきだ」「議会を本当の意味での市民の代表機関にするための議論を巻き起こすことが必要ではないか」などの発言が出されました。
 日本共産党の田口一登市議が議会報告しました。(2010年2月19日)