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愛知社保協が宣伝署名

後期医療廃止先送りに怒り

 

 愛知県社会保障推進協議会は1月21日、縁日でにぎわう名古屋市千種区の覚王山日泰寺参道前で、後期高齢者医療制度のすみやかな廃止と介護保障制度の充実を求める宣伝署名に取り組みました。
 17人の参加者がビラを配り、署名を呼びかけながら対話しました。徳田秋議長、加藤瑠美子事務局長がマイクをもち、「後期医療制度の保険料は4月から13.8%も引き上げられます。この制度は病気や怪我の多い高齢者を、病院から遠ざける役割しか果たしていません。日本の恥です」「署名の力で政府を動かし、公約どおりに廃止させましょう」などと訴えました。
 参拝客が次々と足を止めて署名。75歳になったばかりの女性は「保険料の請求が来て頭にきた」と、70代の男性は「民主党は後期医療の廃止を約束したので投票したのに、先送りはやらないのと同じだ」と怒りをぶつけてきました。
 「親が入院している」という千種区の��代の男性は「年寄りは年金だけでギリギリの生活をしているのに、民主党は国民への約束を守らずに金権腐敗まみれ。こんなバカな政治があるか」と話しました。
 1時間の行動で、2つの署名の合計で179人から協力が寄せられました。(2010年1月23日)