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【09.06.25】非正規切り問題で懇談ー革新・愛知の会

 
 「革新・愛知の会」がよびかけた派遣・非正規切り問題懇談会が6月25日、名古屋市熱田区で開かれました。派遣切りとたたかう青年や支援者ら50人が、実態や支援の経験、課題で交流しました。

 愛労連の羽根克明議長があいさつし、働くルールの確立、悪政の転換を訴えました。三菱電機に正社員化を求め裁判をしている2人の原告は、「違法はないと平然と言う会社に負けたくない」「私ががんばれば勇気を出して声をあげる人が増える」と述べました。派遣業界大手の日総工産で労組をつくり、解雇・雇い止め撤回を求めている青年は「派遣切りされた人たちと一緒にたたかう」と訴えました。

 愛知派遣村実行委員会の森弘典弁護士が、岡崎市、知立団地、豊橋市で300人の相談に応じた活動を報告。名古屋市職労の代表は、生活保護を求めて連日100人が殺到した中村区役所の実態を紹介。同区役所前で炊き出しボランティアを100日間も続けている「おにぎりの会」の活動報告もありました。

 日本共産党の八田ひろ子県副委員長(衆院比例予定候補)も発言。党の国会内外の戦いを報告し、「労働者派遣法を抜本改正し、登録派遣と製造業派遣を禁止に。世論と運動の力で、労働者の使い捨てをやめさせよう」と訴えました。