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【09.06.02】「子の貧困」をなくそうー共産党愛知県委員会が提言

 
 日本共産党愛知県委員会は、6月2日、「『子どもの貧困』をなくし、子どもも親も安心して暮らせる愛知をつくるための提言」を発表しました。
 衆院比例予定候補のせこゆき子、八田ひろ子の両氏、選挙区の木村えみ(1区)、さいとう愛子(2区)、もとむら伸子(3区)の各予定候補、かとう典子名古屋市議と山口広文大府市議らが県庁でマスコミに発表しました。
 せこ氏が提言を説明しました。親の失業で子どももホームレスになったり、高校の授業料未納による中途退学が増えたりしている実態にふれ、「子どもの生存権、教育を受ける権利が保障されていない。自公政権の『構造改革』路線が事態を深刻にした」と指摘しました。
 子どもの貧困をなくす党の政策として▽子ども医療費は中学卒業まで入院・通院とも無料に。国保料滞納世帯の子どもに保険証を届ける▽保育、児童福祉の充実▽ひとり親家庭への支援▽教育費の保護者負担軽減▽高校・大学生活の支援▽外国籍の子ども支援▽働く貧困層の解消―を紹介しました。
 八田氏ら各予定候補も、「貧困の責任は子どもにはない」「子どもの無保険をなくしたい」「こどもの夢を奪う高学費を軽減させたい」などと述べました。
 国の対策強化とともに各自治体でも「次世代育成行動計画」に子どもの貧困克服を位置づけるなどの方針も紹介しました。