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迫る総選挙 若者、共産党に集まる 新入党員もマイク

 
 日本共産党に入党する若者が増えています。外国紙も「景気悪化と役に立たない政府、ベストセラー小説の後押しで、日本の若者たちは共産党に集っている」(米「グローバル・ポスト」)と注目しています。

 日本共産党青年学生キャンペーンカーが6月上旬の3日間、愛知県に入り、大学や駅前で青年党員がマイクを握り、総選挙での比例東海ブロック2議席以上の獲得へ支持を求めました。

 5日夜、金山総合駅前の宣伝では、仕事をやめて専門学校に通う学生が「働いていた時は朝5時から夜12時まで働かされ、体を壊すか気が狂うかという状態でした。働く人の身になって考える日本共産党に期待しています」と熱い激励。

 名古屋市内3カ所で、青年党員が「残業が大変」「将来が不安」などの項目が書かれたアンケートボードを持ち「あなたの思い聞かせてください」と呼びかけて対話しました。
 2人連れの学生は「学費が高いし、就職が今から心配」。「不況でバイトも見つからない」と顔を曇らせる女子高校生。

 「残業代出ない」の項目にシールを貼った3人連れの青年はビラを見て「オレ志位さん大好きだよ」

 瀬戸市に住む青年は「消費税に関心があり、立場が一貫している共産党に期待している」。清掃会社勤務の青年は「残業代が出ないし有休がとりづらい」と訴え、支持を約束しました。

 東三河では日本共産党に入党したばかりの27歳の青年が街頭で演説しました。この青年は今年初めに派遣切りされ、所持金もつきて野宿していました。同党市議らが支援し住居が確保され、入党しました。

 「税金のムダづかいをやめさせ、僕たちのような職を失った者を支援する政治に変えよう」と日本共産党への支持をよびかけました。