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【09.03.14】反貧困・雇用とくらしを守るシンポ開かれる

 
日本共産党北西地区委員会主催の「反貧困・雇用とくらしを守るシンポジウム」が14日、名古屋市中区で開かれ、佐々木憲昭衆院議員が国会報告をしました。パネリストはほかに国村忠文(全労連・全国一般労働組合愛知地方本部書記長)、長谷川一裕(弁護士)がつとめました。

木村えみ日本共産党衆院愛知1区予定候補が「国会と連携して雇用を守る運動を大きく広げていきたい」と主催者あいさつ。
佐々木氏は、地元の三菱電機名古屋製作所(東区)で行われている、違法な派遣労働を取り上げた国会論戦を紹介。「派遣切り問題の一番の責任は政治にある。個別企業への指導・是正や失業者の生活支援を、引き続き国に求めるとともに、労働者派遣法の抜本改正をめざして全力をつくしたい」と述べました。
派遣先の三菱電機から雇い止めされ、同社に直接雇用を求めて名古屋地裁に提訴した男性(43)も発言。「同じ職場で6年半も働いてきたが、直接雇用の説明は一切なかった。一生懸命働いてきたのに、一方的に切り捨てるのはひどすぎる。司法の場で、社会のルールをしっかり守るよう会社に求めていきたい」と述べ、裁判支援を訴えました。

国村、長谷川両氏は、男性が加入する名古屋北部青年ユニオン(全労連・全国一般労組加盟)の取り組みや裁判の意義を強調しました。