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【08.11.28】愛知労働局に要請

 
日本共産党の八田ひろ子衆院比例予定候補と愛知県委員会は28日、愛知労働局を訪ね、県内で急増している不払い残業、労災問題について要請しました。
労働基準部監督課の棚橋英明統活特別司法監督官や安全課の玉越茂郎主任安全専門官らが対応。QCなど小集団活動については、「使用者の指揮命令下にあるか否かという実態に応じて、個別具体的に判断する」とし、不払い残業については「あってはならないこと」として、22日に行った電話相談でも「明らかに増えている」と話しました。しかし「昨年度の是正金額をみても全国総額の一割強が愛知管内であるように、懸命に努力している」と語りました。

労災事故については、「死亡災害が急増し27日現在、トヨタ車体の死亡事故を入れて67名で、前年同時期より10名増で労災死亡者数が全国ワースト1。商工会議所や各事務所に安全点検強化するキャンペーンをしている」と話しました。
八田氏は「QCの中身をみれば明らかに業務であるのに、それを隠れみのにしたサービス残業はまだ横行している」と指摘。
「昨日もトヨタ車体で死亡事故があった。大企業でしかも労災の安全キャンペーンの最中に発生したことは重大だ」と、厳格な対応を求めました。

棚橋氏は、「不払い残業は潜在的にたくさんあると認識している。今まで以上にとりくんでいかなければならないと考えている」と語りました。