ニュース

【08.05.29】西三地域の党青年支部が学習会

 
愛知県西三河地域の日本共産党青年支部は18日、刈谷市で労働問題をテーマに公開学習会を開きました。八田ひろ子衆院比例予定候補が講演し、約30人が参加しました。

「残業は法律で規制されている?」「派遣労働者に交通費は支給される?」-司会者の出すクイズに、関係者が4グループに分かれて相談しました。
「時給の中に交通費が含まれる場合もあるけど、交渉して増やしてもらったケースもある」との説明に、毎日2000円近くかかっている派遣社員の女性(31)は、「えー、じゃあ私も会社に言ってみようかな」。

グループ交流では、「海外の工場に出張した人の話では、フランスでは残業するための手続きが大変で、残業はほとんどないそうです。海外出張した人はみんな、残業が野放図になっている日本はおかしいと言っている」(35歳男性)など、職場の状況を出し合いました。
トヨタ企業で働く男性派遣社員は、「派遣制度があるから、今の仕事につけたと思う」と発言。他の参加者は、「派遣制度がなかったらもっと募集があるんじゃないの」。八田氏も、派遣労働自由化以前はトヨタが全国で正社員を募集していた事実を紹介すると、「正社員の募集がないのは派遣制度のせいか」と納得しました。

八田候補は、党国会議員団の労働者派遣法改正案を説明。「トヨタ過労死裁判など、職場や地域の運動と連携した日本共産党の国会活動で、政治の流れが大きく変わり始めています。みんなで力を合わせて運動をさらに広げ、日本に働くルールを確立しましょう」と呼びかけました。