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【06.01.20】「正社員の雇用に努力」 八田ひろ子氏、党半田市議団ら高校生の就職で懇談 半田

1月20日「しんぶん赤旗」

 日本共産党愛知県委員会は、青年の就職問題解決に向け、県内の高校を訪問して実態や要望を調査していますが、16日には八田ひろ子前参院議員、間瀬和子、松本如美(ことみ)、山内悟の各半田市議、高橋真生子党県青年学生部副部長、五島未来民青同盟県常任委員が、県立半田高校、半田商業高校、半田農業高校の3校を訪問して、就職内定状況などを聞き取り調査しました。

 3校とも、今年度の求人数は増加しており、ほぼ内定決定しつつあること、生徒が正社員で働けるよう努力している様子などを聞きました。

 半田商業高校では、釋俊二校長や就職指導の担当教員と懇談。文部科学省がすすめる「日本版中デュアルシステム」(企業での実習と学校での教育で職業人を育てる仕組み)導入のため、県内で唯一、調査研究モデル校の指定を受け、デュアルコースを設けて教員が企業を回り、60社の中から“1生徒3社1週間ずつ”のインターンシップを実施し、職業観や就労意識を高めている実情が紹介されました。

 懇談では、インターンシップの際の生徒の交通費や教員の体制、文科省の予算措置が2006年度で終了してしまう問題などが出されました。八田前参院議員らは「生徒さんたちが、働くルールを知り、安心して働けるように労働基準法などの教育もせひ実施してほしい」と要望を伝えました。